【知ると減る支出】知ると得する節約術
生活の知恵っていうんですかね?昔は近所のおばちゃんだったり、親だったり、いろんな人が、節約術みたいなのを教えてくれたと思うんです。でも今は情報過多の時代。膨大な情報の中から、自分にとって有益な情報や、知っていれば得する情報にたどり着くのは、よほど検索エンジンを巧く使いこなしていないと困難です。
今日は、膨大な情報の中から、「これは知っておいたほうお得」という情報について、5つピックアップしましたので、ご活用ください!
本来ならば、お得な情報=お金が儲かるなどの情報が良いのでしょうが、基本的な考え方として、「支出が減る」ということは、収入が増えるのと同じように収支差の改善に直結します。しかも、支出を減らすということは日常生活においては即効性があります。「明日から急に収入を増やしましょう」というのは難しいのですが、明日から支出が減らしましょうということは、できます。つまり、即効性のある財務改善といえるでしょう。
それではさっそく、支出を減らすお得な情報を見てみましょう!
1、高速道路を割引する裏ワザ
ETCを使用して「地方部」の高速道路を利用した場合に休日(土日・祝日)が30%割引になる制度と、平日の朝夕割です。なんとなくご存知の方も多いとは思いますが、詳細な制度の事をしることで、割引の適用外となる失敗を避け、確実な割引制度の運用が可能になります。
休日割引制度について
まず、対象となる車種ですが、普通自動車及び軽自動車・二輪車が対象となりますので、ほとんどの方が対象になりますね。
対象となる区間は東京大阪近郊のいわゆる首都高速区間以外の地方部といわれる区間すべてが対象となります。
- 出典:http://www.driveplaza.com/traffic/tolls_etc/etc_dis_weekend/
- ※01 土日祝のご利用のため割引対象
- ※02 平日のご利用は割引対象外
- ※03 土日祝のご利用のため割引対象
- ※04 土日祝のご利用のため割引対象
- ※05 土日祝をまたぐご利用も割引対象
- ※06 東京・大阪近郊のみのご利用は割引対象外
- ※07 地方部のご利用分が割引対象
上記の表は少しわかりにくいので、もう少し具体的な例で見てみましょう。
これは、練馬ICから新潟西に土日祝日のみで走った場合の例です。この区間を通常料金で利用した場合6800円になりますが、ETC割引対象区間の東松山IC以降は自動的に割引が適用され5070円で利用することができます。なんと、1730円もお得なんですね。サービスエリアでの食事代1食分が浮く感じです。
平日朝夕割引について
平日割引サービスとは対象区間の入口料金所または出口料金所を6時~9時の間または17時~20時の間に通過すれば1回とカウントされ(同時間帯にカウントされるのは最初の1回のみ)その利用回数に応じて最大100㎞相当分の料金を還元するというものです。
こちらの対象車種ですが、すべての車種が対象となります。また、この制度での平日とは祝日を除く月曜~金曜を指します。
対象となる区間は休日割引とまったく同じで「地方部」の区間を利用した場合に適用となります。
注意しなければならないのは、ETCマイレージサービスに事前に登録をしなければならないことです。
〇1ヶ月間の割引対象となる利用回数と還元率
5回~9回まで | 通行料金のうち最大100km相当分を約30%分還元 |
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10回以上 | 通行料金のうち最大100km相当分を約50%分還元 |
〇1か月分の還元が付されるのは毎月20日
少しわかりにくいと思いますので、具体的な走行例を見てみましょう。
長岡ICから新潟西ICまでを朝と夕方の割引適用時間帯に月に5回往復(朝夕1かいづつ)したとします。この場合、通常であれば片道1回の利用で1570円の料金です。5往復ですので、月に10回利用したことになりますので割引率は50%となります。
1570円×0.5(50%割引)=790円が割引となります。
1570円から割引の790円を引くと780円が1回あたりの料金です。
これに利用回数の10回分すべてが割引となりますので780円×10=7800円
この7800円が翌月に還元される金額となります。
その場ですぐに割り引かれるわけではないのですが、還元額が付される翌月20日から適用されますので、その後は7800円までは無料で高速道路が使用できることになります!地味にお得な平日朝夕割。使わない手はないですね。
2、Amazonで9割引き商品を1秒で見つける
ちょっと前までのAmazonでの買い物テクニックとして欲しいジャンル選び、そのページURLの末尾に
をコピペするだけで9割引きの商品が検索できるという方法でした。
数字のところを変えると割引率も変わるので、初めて知った時は「すげ~!」って思ったんです。
しかし、今はもっと簡単な方法がありました。
これです↓↓ 割引率と商品名やジャンル等を選んで一発検索!
これがあれば、せどりの仕入れも、最安値検索も、欲しい商品の最安値もなんでもかんでも安いものを1発で見つけられます。う~ん。世の中便利になったものだ。
3、北国限定。タイヤ交換が無料になる方法
なんでもないことなんですが、意外とやっていない人って多いと思うんです。
ディーラーで毎年やっている愛車の点検。この時に、必ずタイヤの脱着作業があるのでその時にタイヤ交換をお願いすると、ついでなので無料でやってもらえるというだけです。
これをするためには、点検の時期をタイヤ交換時期に合わせる必要があります。また、年に1回だけなのでスタッドレスにするときか、夏タイヤに戻すときか、どっちかしか使えませんが、ガソリンスタンドなんかでタイヤ交換をお願いすると1本1000円ぐらいかかりますので、4000円もお得。新車購入時から毎年つづけていると結構な金額がお得になりますよね。
4、ガス料金を節約
これはプロパンガスを使用している方限定なのですが、都市ガスと異なりプロパンガスはガス会社によって金額に差があります。
「えっ!ガスって金額違うの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうなんです。公共料金かと思いがちなガス料金ですが、ガス会社によって金額が違うんです!
まとめ
どうできたか?どれも金額は大きくないのですが、1年で4000円を得したとしても大して得したような気持ちにはなりませんが、40年間継続すれば160,000万円です。
こういった節約に意識を向けて、自然にそれができるようになれば月に1~1万5千円くらいは違ってくるのではないでしょうか。そうなれば、年間20万円ていどの節約が可能です。これを40年間続けた場合800万円の差が出ます。
自分のスキルを高めるような事や、将来への投資となるようなこと(人脈を作るための交際費など)をケチるということではなく、本来知っていれば払わなくてもいいこと。
つまり、無駄な支出を避けるための情報収集に少しだけでも意識を向け続けるだけで1千万近くの差が出ます。
お金持ちはケチと言われますが、無駄な支出に使わないことが将来どんな結果になるかわかっているのでしょうね。
ここで紹介したこと以外にも、役所に申請すれば戻ってくるお金や、ちょっと他社と比べる手間を惜しまなければ得することはたくさんありますので、是非やってみてくださいね。